小休本陣 常盤邸
江戸時代、東海道の宿泊は、五十三次の宿場のみと定められていました。
しかし、この五十三次以外にも、「間の宿」と呼ばれた町屋がありました。
間宿岩淵もその一つで、五十三次と異なり宿泊は行われず、休憩のための町でしたが、
富士川の渡船待ちの町として、小休本陣がおかれていました。
小休本陣常盤邸は、江戸時代にあった3件の小休本陣のうち
現存する1件です。現在残る建物は、1854年の安政の地震の後に
再建されたものです。
建物は、国の有形登録文化財となっています。
(撮影
高木浩司氏)
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