2017年03月28日
新豊院

新豊院は、正治元年(西暦1199年)の創立で、日本一の布の大観音像で有名です。
大観音像は、縦40m、横17mにもなる、とても大きなものです。

大観音像は、本堂裏の枠にかけられて開帳されます。

大観音像は、日本画家の大村西崖(おおむらせいがい)により、
大正13年(西暦1924年)に描かれました。
大村西崖は、旧富士川町の出身で、
東京美術学校(現在の東京芸術大学)の教授として
明治時代に日本美術の発展を先導した人物です。
山門の額は、明の帰化僧、東皐心越が徳川光圀に招かれた折に立ち寄って揮ごうした貴重なものです。

(撮影 高木浩司氏)
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Posted by 富士市商工会 at 10:14│Comments(0)